2016年10月9日、閉校した宮戸小学校の壁画「10年後の宮戸島」を解体、修復し、インドネシアのアチェへ向けて発送しました。朝から、制作に関わった子どもたちや保護者の方などが集まって、壁画を囲んで制作当時の思い出を語り合ったり、いつかアチェに見に行きたいね、などと話しました。

宮戸小学校閉校式

2016年2月20日、宮城県東松島市立宮戸小学校の閉校式と感謝の会が行われました。式典のほぼ全ての記録ビデオと、出席した方々のインタビューです。

◆報告記事：アチェ宮戸プロジェクト学生チーム・広報担当 寺田直輝（大学二年生）
会場には地域の方々をはじめ保護者の方、卒業生、宮戸小学校で教えていた先生方の姿も見え、しんみりとした雰囲気ではなく、久しぶりの再会を楽しみ笑顔が見られる会場となっていました。閉校式の中で歌われた宮戸小学校校歌は会場にいたほとんどの方々が歌っており、宮戸小学校を通しての地域のつながりを感じる瞬間でした。
閉校式の後の感謝の会では、私たち学生チームが宮戸小学校の歴史をまとめたビデオを上映。さらに児童による宮戸島太鼓の披露、地域の方々と一緒に宮戸音頭を踊り宮戸島の伝統・文化を肌で感じる会となりました。最後は、校歌と「10年後の宮戸」の絵が刻まれた閉校記念碑除幕式が行われました。
142年の歴史に幕を下ろした宮戸小学校。しかし、宮戸小学校で過ごした時間は1人1人の心の中、地域の歴史として残り続けていくでしょう。
2016年度からは野蒜小学校と統合し宮野森小学校となります。児童たちには新しい環境になっても宮戸小学校で学んだこと、そして地域の絆を大切に頑張ってほしいと思います。
私たちアチェ宮戸プロジェクト学生チームは、昨年春から宮戸島・宮戸小学校へと足を運び様々な行事にお邪魔させていただきました。宮戸小学校という１つの小学校から生まれる地域の絆を身をもって感じる１年間でした。この経験は私たち学生にとってかけがえのない時間となりました。

宮戸小学校・最後のふれあい祭り

◆報告記事：アチェ宮戸プロジェクト学生チーム・広報担当 熊耳優太（大学三年生）
2015年11月7日、宮城県宮戸島にある、宮戸小学校にて、宮戸小最後の「宮戸っ子ふれあい祭り」が開催されました。このお祭りでは、宮戸小の子どもたちがそれぞれ自分達で計画したブースに分かれ、ゲームを行いました。地域住民の方や保護者様が、皆和気藹々としてゲームを楽しんでいました！
我々、地球対話ラボも、ブースの一ヶ所お借りして、ふれあい祭りに参加しました！我々のブースでは、宮戸小過去のアルバムをデジタイズ化したものをスライドショーにして、皆様に見て頂きました！地域の方々は、ほとんどが宮戸小の卒業生のため、思い出話に花が咲いていました。
そして、ラストを飾る全校児童による太鼓演奏は、今までで最も素晴らしい演奏でした。日に日に上達する彼らの演奏に、今後も目が離せません！
開始当初は生憎の雨でしたが、宮戸小の子供達の元気と力強さによってか、雨は上がり気持ちの良い天気となったところで閉会となりました。

学生による2015年度アチェ宮戸活動報告

2015年度をもって、地球対話ラボと協働活動を続けてきた宮戸小学校が閉校します。
このビデオは、地球対話ラボの学生チームに参加した大学生による「宮戸小学校の最後の1年間の活動報告」です。 大学生たちは様々な活動を行いました。
最後の運動会や学芸会を記録してWeb公開するとともに、地域の皆さんにDVDで配布。アチェと日本の学生・若者が相互訪問して協働で子ども向けワークショップを実施。さらに、宮戸とアチェの子どもがテレビ電話で対話するサポート、記念誌の原稿おこし等々を行いました。
撮影：地球対話ラボ学生チーム
編集：大石恭平（武蔵大学）

宮戸小学校磯遊びBBQ会

2015年7月25日に宮戸島の月浜で行われた磯遊びBBQ会。保護者の他、奈良から来た小学生も参加しました。2016年春に閉校になる宮戸小学校について、保護者や先生にインタビューもしています。
撮影：地球対話ラボ学生チーム、編集は 田嶋亮太。

宮戸小学校・最後の運動会

2015年5月23日、宮城県東松島市立宮戸小学校の運動会記録ビデオ。宮戸小は2016年3月で閉校になるため、これが最後の運動会だった。NPO法人地球対話ラボ学生チームの制作。
撮影：蓑原万優、大石恭平、須郷佳奈
編集：田嶋亮大
◆動画にいただいたコメント
Nさん
ありがとうございました。最後まで見入ってしまいました。早いもので、あれから1年ちょっと過ぎたのですね。見入るほどに、宮戸の良さを実感してしまいました！
地球対話ラボ
ほんとうに宮戸の良さがわかりますね！学生はがんばって撮影・編集してくれました。

Mさん
撮影と編集していただいたみなさん、お忙しい中、心のこもった制作をしていただき本当にありがとうございました。大変なことが沢山あったと思いますが、宮戸のみなさんへ最高の送り物をしていただいたその姿と心意気はしっかり伝わると思いますよ。武蔵大のみなさん最高！！

宮戸小最後の運動会 5･6年生の徒競走

徒競走で各選手が走る前に気合いを入れるのは伝統かもしれません。
◆動画にいただいたコメント
Sさん
6年生の時、徒競走で1位取ったことあります。
地球対話ラボ
走る前に、やるぞ〜とか気勢を上げていましたか(^o^)
Sさん
なんコース誰さんって呼ばれたら返事をしました！

新1年生は一人、宮戸小学校最後の入学式

2015年4月8日、インドネシア・アチェと地球対話をやっている宮戸小学校最後の入学式。新1年生は一人だけでした。宮戸小学校は今年度いっぱいで閉校となります。テレビ・新聞各社が取材に殺到、すごく注目されたようです。これも思い出、かなあ。

アチェ宮戸報告会第1部

「宮戸島（宮城県）とアチェ（インドネシア）未来をつくる子どもたち：交流プロジェクト報告＆トークセッション」
インターネット子ども対話、アチェでの造形ワークショップ、大学生の相互訪問などの活動報告会を2015年3月1日に実施。ふたつの大震災とその後、被災地の現状について、宮戸小の教師で避難所運営に携わりアチェも訪問した宮﨑俊明さん、アチェで子ども支援活動を行うNGOの李澤玄さんのお話も交え、子どもとコミュニティの未来の可能性を探る。
第1部は、学生の報告とアチェとのやりとり。

アチェ宮戸報告会第2部

「宮戸島（宮城県）とアチェ（インドネシア）未来をつくる子どもたち：交流プロジェクト報告＆トークセッション」
インターネット子ども対話、アチェでの造形ワークショップ、大学生の相互訪問などの活動報告会を2015年3月1日に実施。ふたつの大震災とその後、被災地の現状について、宮戸小の教師で避難所運営に携わりアチェも訪問した宮﨑俊明さん、アチェで子ども支援活動を行うNGOの李澤玄さんのお話も交え、子どもとコミュニティの未来の可能性を探る。
第2部は、宮戸小の宮﨑さん、アチェで活動を行うNGOの李さんらのトーク。

宮戸・アチェ地球対話2014年

宮城県東松島市宮戸島にある宮戸小学校と、スマトラ沖大地震・インド洋大津波から10年を経たインドネシア・アチェ。2014年に行われた国際対話交流のダイジェストです。
地球対話ラボは、ふたつの国の若者たちと共に、被災地の子どもたちをつなぐプロジェクトを立ち上げ、インターネット子ども対話、アチェでの造形ワークショップ、大学生の相互訪問などの活動を行いました。

アチェから宮戸へ生中継対話

アチェのネゲリ中学校から宮戸市民センターへの交流中継の様子。アチェ側に宮戸小学校の宮崎先生がいます。宮戸側には父母や児童が集まり、宮崎先生が出すクイズに答えるなどしました。

講演会：地域は災害時に子どもとどう向き合うのか

地域は災害時に子どもとどう向き合うのか〜東松島市「宮戸復興チルドレン計画」宮崎敏明さんに聞く
2014年3月8日(土) 、東京都大田区のmicsおおた１階教室にて。
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県東松島市の宮戸島。住民は島で唯一の学校である宮戸小学校に避難し、そのまま２ヶ月間共同生活を送りました。この宮戸島で「宮戸復興チルドレン」活動に取り組む子どもたちを地域住民と共にサポートしてきた宮崎敏明さん（宮戸小教務主任）の講演会の記録ビデオです。災害に際して、地域は子どもたちとどう向き合うべきか、子どもたちはどんな力を持っているのか。コミュニティの大切なつなぎ役が子どもたちであるという視点から考えます。

アチェ宮戸対話ダイジェスト日本版

2013年9月17日に行われた、宮城県東松島市宮戸島にある宮戸小学校と、インドネシア・アチェ州のペカンバダ第1小学校の対話記録ダイジェストです。宮戸は全校生徒23名、ペカンバダ第1小学校は4〜6年生選抜12名が参加。二回目の対話は12月2日予定。

島の小学校と震災 〜東松島市立宮戸小学校 宮崎先生のお話を聞く会〜

2013年6月22日、東京都大田区の区民活動支援施設蒲田 micsおおた１階教室で行われた講演の記録。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県東松島市の宮戸島で唯一の学校である宮戸小学校で、震災を乗り越える絵画制作活動や、国際交流に意欲的に取り組む活動を進めている宮崎敏明先生に、震災当時の状況、災害時に学校がどう機能したのか、そして今後の取り組みなどについてお話しいただきました。

宮戸小学校でのブータン紹介ワークショップ

2013年1月に宮戸小学校で行われたブータン紹介のワークショップ。JICA専門家としてブータンに専門家として派遣された小森次郎氏と地球対話ラボ現理事の中川真規子氏による。