自分たちのアートをさがして
2年目となるアート・プロジェクト

2004年のスマトラ沖地震の被災地、インドネシアのアチェと2011年東日本大震災の被災地、東北。2013年から私たち特定非営利活動法人地球対話ラボはこの両地域を結ぶ「インドネシア・アチェと東北の被災地間交流プロジェクト」を行なってきました。2017年からは、「アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェクト」というかたちへと発展。アチェに設立されたアチェ・コミュニティアート・コンソーシアムとともに協働して事業を行なっています。

日本におけるコミュニティアートの取り組みの紹介やその実践として日本人アーティストらによるプロジェクトを中心に行われた昨年第一回に対し、2年目となる今回はディレクター制をとらず、企画を一般から公募。アチェを中心にマレーシアや日本の17企画が、12月26日の「津波の日」までの11日間にわたって行われます。

「アート」と言うと、絵画や彫刻をまっさきに思い浮かべるかもしれません。しかしここで行われるのはもっと広い意味での創造的活動のことで、そこではアートの知識やスキルのあるなし、あるいはアートに興味があるなしは問題とされません。さまざまな手法と情熱でもって、両国の歴史や課題、未来が浮き彫りになっていくようなスリリングな企画があなたを待っています。

アチェで行われる
18のプロジェクト

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企画1

ワークショップ

「安全安心のアチェ」


このプロジェクトは、Kampung Dongeng、Doodle Art Aceh、Cahaya Bintang Kecilとのコラボレーションによって、語られることのなかったアチェの内戦と津波をドゥードルアート、14メートルのキャンバス、ショートストーリー、ジオラマによって表現していきます。


<日程および会場>
①2018年12月22日、アチェ津波博物館
②12月23日、PLTD Apung
③12月25日、アチェ津波博物館

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企画2

ワークショップ
「おしるこドリームアートプロジェクト」

あき缶、あきビンに絵を描くワークショップ形式のソーシャルプロジェクトです。 制作後はこどもたちとおしるこを食べ、折り紙に将来の夢を描き、紙ヒコーキを折ります。作品はアチェ津波博物館に展示されます。


<ワークショップ> 2018年12月16日、ネルマラ孤児院
<展示会期> 2018年12月17日〜26日
<展示会場> アチェ津波博物館

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企画3

ワークショップ
「生態学的アプローチによる家具デザイン」

このプロジェクトでは、生態学的アプローチに基づいた家具デザインを行うためのワークショップを体験します。自然にあるものから何を使うかを決め、アイデアを出し、模型を作ります。


<ワークショップ・展示> 2018年12月16日〜26日、アチェ津波博物館

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企画4

ワークショップ
「てるてる坊主のホワイトコーナー」

日本のてるてる坊主を作って展示する展覧会。 その歴史、写真や絵、手作りのてるてる坊主を展示します。来場者も自分でてるてる坊主を作ることができます。


<ワークショップ・展示> 2018年12月16日〜26日、アチェ津波博物館

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企画5

ワークショップ
「アチェと日本の伝統衣装ギャラリー」

アチェとガヨ、そして日本の伝統衣装をご用意。これにアチェ、ガヨ、日本の伝統柄をミックスしたスペシャルコスチュームが加わります。男女どちらでもOK。衣装を着た写真をインスタにアップして賞品をゲットしよう。ハッシュタグを忘れずにね!
#AcehJapanCommunityArtProject


<ワークショップ> 2018年12月16日・22日・23日、アチェ津波博物館

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企画6

ワークショップ
「アートのじかん」

線を描いたり色を塗ったり、絵を描くためのレッスンです


<ワークショップ> 2018年12月1日〜2日、サクラハウス
<展示> 2018年12月3日〜26日、サクラハウス

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企画7

ワークショップ
「アチェと東北のこどもたちによる地球対話」

アチェと東北のこどもたちがインターネットを通してお互いのことを知るために話したり、質問したりこたえたりする「地球対話」をします。どんなことがおこるか待ちきれない!


<ワークショップ>
①2018年9月17日 バンダアチェ市第31小学校と宮城県・北方小学校
②2018年11月27日 ランビラ小学校と宮城県・宮野森小学校
③2019年1月 バンダアチェ市第31小学校と福島県・四倉小学校
<展示>12月16−26日、アチェ 津波博物館

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企画8

展示・上映
「アート・インクルージョン展アチェ」

日本の障がいをもった表現者約30人の作品展。「アートインクルージョン」は日本でのあらゆる違いをこえたアートの取り組みです。


<会期> 2018年12月16日〜26日
<会場> アチェ津波博物館

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企画9

ドキュメンタリー映画
「津波からの生還」

ランプロ村で船に助けられた津波からの生還者についてのドキュメンタリー制作と上映


<上映> 2018年12月16日〜26日、アチェ津波博物館 ほか

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企画10

展示・上映
「私の祖父はインドネシアに残ることに決めた」

第二次世界大戦でインドネシアに出兵し、戦後もムラボーに残った旧日本軍兵士イシカワノブミツ氏とその子孫の歴史から見えた日本とインドネシアについてのドキュメンタリー


<中間報告展示・上映> 2018年12月16日〜26日 アチェ津波博物館

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企画11

ドキュメンタリービデオ上映
「ラムノー」

ラムノーは一大観光地。特にグルテ山とそのまわりの島は見事です。ほとんどの来訪者は自然を楽しむために訪れており、いまだ多くの被災した建物が残っていることは知られていません。震災遺構と観光の要素を組み合わせることで、このビデオは人々に震災を思い出させるでしょう。一方でこのプロジェクトはバンダアチェとともにラムノーを被災ツーリズムの訪問地として紹介する方法のひとつを提示することでしょう。


<会期> 2018年12月16日〜26日
<会場> アチェ津波博物館

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企画12

オープニングステージとCDリリース
「アチェと日本のかけ橋」

アチェと日本の交流の中から生まれてきた10曲を収録したCDをリリースします。また、「Aceh-Japan Community Art Project 2018」のオープニングステージを開催します。


<ステージ> 2018年12月16日14:00-15:00 アチェ津波博物館

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企画13

上映会
「コミュニティアート映像祭inアチェ」

撮った人の顔が見える映画祭。上映したい作品をお送りください。いっしょにみんなで見ましょう。送り先: info@kadowakiart.com


<日程・会場> 2018年12月22日、Kapal KPLP(予定)

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企画14

ダンスとリサイクルイベント
「アチェと日本のクロスカルチャー」

アチェと日本双方の文化芸術や環境について理解を深める文化交流。ラト・ジャロとソーラン節を披露するとともに、ムラボーのこどもたちと空き缶ゴミ箱アートコンペを行う。


<イベント> 2018年12月9日、 Pesantren Bulis(ムラボー市)
<報告上映>2018年12月16〜26日、アチェ津波博物館

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企画15

オリジナルワルンで食の交流
「ノラの夢のレストラン」

レストランを開くことを夢見るアチェの料理専攻の大学生ノラが、オリジナルのワルン「ワルンカパル」で開く夢のレストラン。
メニュー:テリヤキチキン、リチャリチャチキン、アチェ=ジャパン・オーシャンスクワッシュ、モチアイスほか


<屋台オープン>
10: 30-9: 00、11月19日〜12月26日
サクラハウス
(Jl. Sultan Alaidin Johansyah, Lam Lagang, Banda Raya)

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企画16

アートツアー
「ラビラビアートツアー2018」

「アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェクト2018」の各会場をめぐるツアー。楽しくいっしょにめぐりましょう。お互いから何かを学べると思いますよ!


<日程> 12月22・23日
<コース> 調整中

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企画17

ラジオ番組
「ラジオで発信!アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェクト」

リスナーとやり取りをしながらアートプロジェクトを紹介。クイズコーナーもあるよ!


<放送日> 2018年12月14日〜26日
<放送局> Flamboyant Radio

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Project18

YouTube番組
アチェ=ジャパン・チャンネル

YouTube番組「アチェ=ジャパン・チャンネル」は、即興でアチェと日本の間をSkypeでつなぎます。 日本語教師のハナフィさんと日本のアーティスト門脇篤がアチェや日本についてあれこれ紹介していきます。 もし門脇のインドネシア語が上達したら、インドネシア語で番組をやるかも!?


<YouTube チャンネル>
もう少々おまちください

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